『プールに “ ニジマス ” を放しました。』
本校は毎年2月にプールで「校区ニジマス釣り大会」を行っています。
そのための準備として,体長約6~7cmのニジマスの稚魚800匹を,1年生と2年生がプールに放しました。
体長6cmほどの稚魚を,バケツに入れてもらってプールに入れます。あいにくの雨で,足もとが心配ですので,男性職員に体を支えてもらって,プールサイドに立ち,ニジマスを放しました。
2年生は,昨年の経験がありましたが,やはりわくわくしながらの放流です。
1年生は,初めて間近で見るニジマスの稚魚に,興奮した歓声が上がりました。
最後のひとすくいのバケツ分を放流しようとすると,1匹,弱っているニジマスがいました。
プールの中に入れても,すぐに下に沈み,泳ごうとはしません。「この子は死んじゃうかも・・・ 。」と悲しい様子の子どもたちでしたが,しばらくすると,「フレー,フレー,ニ・ジ・マ・ス 」という子どもたちのかけ声が聞こえてきました。運動会で練習した応援エールを,弱ったニジマスにかけ続けているのです。
いつまでも,そばで応援したいという気持ちがひしひしと伝わって来ました。
来週からは,友愛班ごとに,1日2回,朝と昼休みにエサをあげます。
はじめは少しずつですが、だんだんエサの量も増やしていきます。土日には,PTA活動として保護者の方々にも御協力いただき,2月まで育てます。
曽木っ子たちのように,大きく伸びやかに育ってほしいものです。
みんなでお世話をしていきましょうね。
S.Pri.M
弱っていた子も元気に泳いでいることが翌日確認できました。みんなの応援が届いたようです。
コメント