学校保健委員会「心の健康づくり」
昨日は第2回学校保健委員会を開催しました。
「心の健康づくり~子どもの心に目を向けよう~」のテーマで、スクールカウンセラーの先生に講演をしていただきました。
今回は、「しんどい時に、心と体を守る方法」の演題で、高学年の子どもたちも一緒に聴きました。
頭や心の疲れから心身が、しんどくなることがある。心が疲れてしまうと、イライラしたり、不安になったり、自信もなくなり、人の心を推し量ることもできなくなってしまう。その時は、大人3人の人に相談してほしい。誰かに話す勇気をもってほしい。心の疲れを取る方法として、「生活リズムを整える」「人に話をする(その時、大人は否定せずに受け止めてあげる)」がある。特に「睡眠を取ること」がとても大事である。ストレスは、成長するためのものであるので、その乗り越え方を知ってほしいと、子どもたちに話されました。
また、子どもが相談にきたら、大人は「アドバイスしないで、『うんうん』とうなずいて聞いてあげてほしい」とも話されました。
「感情のペットボトル」(怒り、つらさ、悲しみ、苦しみ・・・を水の重さで表したもの)は、とても重く心と体に負担をかけます。だから、大人に渡して楽になりましょう!と、子どもたちが持った感情のペットボトルを大人(保護者)に渡しました。
特に「怒り」のエネルギーはすさまじく、人にぶつけると相手もしんどくなります。
「怒り」も大事な気持ちですが、大人にそっと渡すようにしましょう,とも話されました。
「子どもの心に目を向ける」ことについてみんなで考えた学習の場となりました。