『“樹木教室”を楽しみました。(コミュニティ青少年活動)』
曽木校は,上校庭と下校庭があり,また校舎の回りにもいろいろな木が植えられているなど,自然に囲まれた緑豊かな環境にあると言えます。
先日,地域のコミュニティーの青少年活動の一環として,“樹木教室”が行われました。
当日は,約15名くらいの子どもたちが参加し,校内に植えてある樹木について一つ一つ調べ,樹木に詳しい講師の沖田先生から特徴と名前を教えていただきました。
校門前の築山付近にあったのが,“アセビ,タイサンボク,ピラカンサス,サルスベリ,クロマツ,ヤマモモ,カイコウズ,イヌビワ,ヒメユズリハ,イロハモミジ,イヌマキ,モクレン・・・” 『イヌ』『ヒメ』という名前がついている理由まで教えていただきました。
上校庭にあったのが,“シュロ,コブシ,ヤブツバキ,エノキ,タブ,イチョウ,メタセコイア・・・”
『胸高直径(きょうこうちょっけい)』や『測竿尺(そっかんじゃく)』など,子どもたちにとって初めて聞く言葉も紹介されました。(実はS.Priには学生時代になじみのある言葉でした。担当教官が照葉樹林の研究をしていました。)
ひらがなを習ったばかりの1年生も,木の名前を真剣にメモしていました。
「エノキ」は鹿児島では「メノキ」とも言われ,こちらの地方で『メノモチ』と言われるエノキに小さな餅を飾る行事に使われます。「あ~,メノキだからメノモチっていうんだ」というつぶやきも聞こえてきました。知識と知識がつながった瞬間です。
最後に「あのブロッコリーの木はなんて言うの?」と尋ねた子どもたち。
普段から上校庭の樹形を見てブロッコリーみたいだと思っていたようです。先生から「コジノキ」と教えていただき,満足そうでした。
(メタセコイヤの木)樹高30mくらい
木の名前や葉や花の特徴を覚えられるとかっこいいですね。これから,校内の樹木について調べてみようと思うきっかけになったのではないかと思います。
講師の沖田先生,ありがとうございました。
s.pri
コメント