『曽木の子』
創立147年目を迎える古い歴史があり,校庭の木々の多さや近くにあの有名な曽木の滝があるなど,自然豊かな学校です。 今年は,34名でのスタートとなりました。 いつでも明るく,元気でしっかりあいさつができる子どもたちです。 住所 〒 895-2441 鹿児島県伊佐市大口曽木1753
曽木校では,毎月,“暗唱朗読活動”に取り組んでいます。
教科書等の中から担任が取り組む文章を決め,子どもたちが学校や家庭で暗唱出来るまで繰り返し練習するのです。
約1分間,アナウンサーなら約300~400文字を話す時間ですが,子ども達は段々早口になるのでそれ以上暗唱しているかもしれません。
時々,口の動きが遅れ気味の子どもも見られますが,それでも最後まで精一杯取り組んでいます。
発表を聞いていると,たった1分間ですが,されど1分間。とても長い時間に感じられます。
今回が今年度最後の暗唱朗読でした。みんな意欲的に頑張っていたと思います。
学年が上がっても,新しい教科書でまたがんばろうね。
管理人
いよい2月も今日で終わりです。2月は逃げると言うけれど,“あっという間”の2月だったような気がします。残り少ない3学期を充実させるべく,子どもたちと精一杯頑張っていきたいと思います。
さて,3月3日には,校内縄跳び大会が予定されています。
個人で1回旋2跳躍やあや跳び,交差跳びなどの中から2種目に挑戦するコーナーと,縦割り班ごとに長縄で8の字跳びに挑戦するコーナーがあります。
今回のなかよし体育は,縄跳び大会の練習でした。
それぞれ何回引っかかっても,あきらめずに挑戦する姿がありました。
長縄では,上級生が下級生を優しくサポートし,そっと背中を押して入るタイミングを教えていました。
当日は,多くの保護者の方々が応援に来られます。
みんな,頑張る姿,かっこいい姿を見せられると良いですね。
管理人
曽木校は,文部科学省の英語教育強化地域拠点事業の一員として,外国語活動と英語学習に取り組んでいることは,ご紹介してきたとおりです。
先日,そんな取組を,北大の萬屋教授と鹿児島純心女子大学の川上先生にご覧頂く機会がありました。
子どもたちには,前もって伝えてはあったのですが,いつもより緊張している子やテンションが高い子どもなど様々でした。
いつものとおり授業が始まり,フランクな感じの中で学習が進んでいきます。
中学年では,“大きなかぶ”や“桃太郎”など,世界のお話当てクイズを導入として,ももたろうの場面を役に分かれて英語で演じる活動を行いました。子どもたちは,それぞれの個性を発揮しながら,英語で簡単なセリフを使って演じていました。
高学年では,今まで学習した文型『I can ~ . I like ~ . I want to be a ~』を使って,“出来ること”や“将来の夢”を伝え合う活動に取り組みました。
いずれの学年でも,先生方の細かい配慮の上に,英語での活動を楽しんでいる様子が見られ,良い活動ができていると褒めて頂きました。
文字指導には,触れさせたり選ばせたりする活動を十分に行うなど,スモールステップがあった方が良いと教えて頂きました。
今回,子どもたちが物怖じすること無く,英語活動を楽しんでいる様子を見ていただき,改めて次へのエネルギーが湧いてきました。子どもたちに負けること無く,教師の方もより英語好きになっていく必要がありそうです。
管理人
曽木校では,食育・食農教育の一環として,3.4年生が隔年で“椎茸の駒打ち”体験活動に取り組んでいます。
講師は,地域振興局の浜屋さん,柱さん,そして森林組合の小山さんです。
はじめに,椎茸がどのようにして育つのか説明して頂いた後,椎茸の駒打ちの仕方について,順を追って実演しながら説明して頂きました。
① 菌がラグビーボール状に広がっていくことから,約20cm離して穴を開ける
② ほだ木の周囲4面に,千鳥に状になるように穴を開けていく
③ 穴に,菌が付いた“こま”を金槌で打ち込んでいく
④ 菌が全体に回るように,1年間井桁状に寝かせておく
さあ,本番です。怪我をしないように,2人一組で作業を進めます。
良く説明を聞いていたのか,子どもたちは手際よく作業を進めていきました。
予定した時間で,約50本のほだ木にこまを打ち込み,井桁に組み終わりました。
このほだ木から椎茸が収穫できるのは,約1年半後で,約5年間収穫できるそうです。
たくさん出てくると良いね。
その時は,全校にご馳走し,しいたけパーティーだ
管理人
中学年が理科で,先日『電気と光』『磁石』を学習しました。
各単元の終末に,“おもちゃづくり”が設定され,それを通してそれぞれの特性を学び深める活動が組まれています。
そこで,おもちゃづくりに取り組んだ子どもたちが,低学年の子どもたち向けに広場を作り,昼休み時間に“理科あそび”を仕掛けてくれました。
磁石の性質を利用したコーナー
電気の性質を利用したコーナー
ゴムの性質を利用したコーナー
それぞれに担当が付き,説明と世話をしています。特に低学年の子どもたちが群がっていました。
基礎知識を踏まえた説明(コミュニケーション)・・・これも立派な学習ですね。
理科って楽しいでしょう
理科大好き管理人
伊佐市の学校給食センターの内村先生にお願いして,高学年で食育指導を行いました。
曽木校では,1年に1回ずつ先生の指導をお願いしているので,先生の質問に対して元気よく答えていました。
今までの復習として,食品を“赤・黄・緑”のグループに分け,それぞれの働きを確認しました。
次に,今日の給食の献立『ちゃんぽん・肉まん・杏仁入りフルーツポンチ』に使われている食材を,3つに分けていきます。もちろん,牛乳もー。
迷ったのが,“キクラゲ”と“さつまあげ”でした。
それぞれ何なのか,分からない様子で,
・キクラゲは,クラゲの一種?
・さつまあげは,何でできてるの???
社会科では,出て来ないしね
先生の説明をお聞きして,そうだったのかと納得する子どもたちでした。
今まで,不思議に思わなかったのかな?
何にでも興味津々な管理人
伊佐市では,例年学校給食週間に合わせ,食材の生産者等との“交流給食”を行っているのですが,今年はインフルエンザの流行のため,中止となりました。
そこで,曽木校では,子どもたちの感謝のお手紙を給食センターを通じてお届けしました。
・・・すると,野菜を作っておられる“岩元さん”がわざわざ来校され,子どもたちにお話をしてくださいました。
・にんじんや白菜,金山ネギ,里芋などいろいろな物を作っておられること
・美味しくなるように,一生懸命世話をしていること
・子どもたちが残さずに食べてくれることが,嬉しいこと
・子どもたちからの手紙をもらって,とても嬉しかったこと
子どもたちは,突然のお客様に驚きながらも,熱心にお話を聞いたり質問をしたりしていました。また,自分たちが書いた手紙で,感謝の気持ちが伝わったことを実感でき喜んでいました。
本当にいろいろな方々に支えられている子どもたちです。
管理人
今年の4月から,曽木小学校の1年生となる子どもたち3名を招いて,“体験入学”を行いまた。
これは,保護者に対する新入学説明会の裏で行っているもので,しばしの間,保護者の手を離れ,1,2年生の子どもたちとの集団生活を味わいます。
この会の司会・進行は,1年生が担当します。ほんの10ヶ月前までは保育園生や幼稚園生だった子どもたちですが,何も見ないで堂々と司会をしたり,説明をしたりしています。
学校の中では一番幼いと思っていた子どもたちですが,どうでしょう,立派な姿を見せてくれました。下級生が入ってくると言うことは,成長の大きな糧でもあるのですね。
この日は,ゲームあり,プレゼントありで,迎える方も迎えられた方も楽しめたようでした。
1年生の大きな成長を感じた1時間でした。
管理人