全く私事ながら,ある晴天の日に・・・
伊佐市に来て,いつも遙か眺めながら,一度は登ってみたいと思っていた“とがめ岡”に,意を決して登ってみました。
鳥神岡は,下のとおり伊佐市歌『伊佐はとってもいーさ』にも登場する伊佐市では有名な岡(山?)です。
伊佐はとっても いーさ
鳥神岡 高くそびえ・・・
標高は,403.9m
“これくらいなら,すぐに登れるさ”なんて,軽い気持ちでの挑戦でした。
平出水側の登山道入り口に着くと,そこには大量の“杖”が置いてありました。
必要ないと思いながら,持ちやすそうな物を1本選び,なだらかな坂を登り始めました。・・・これがすぐに大変役立ちました。
しばらく行くと,竹林が現れ幻想的な雰囲気に浸っていると,きゅうな斜面が立ちはだかりました。
頂上までほぼ一直線に続く道・・・,仰ぎ見る形です。
歩幅を小さくし,一歩一歩登っていきます。次第に息が上がり,足まで上がらなくなってきました。うっそうと茂る林の中の急坂を,道端に備えてある“ロープ”をしっかり掴みながら,途中で2度ほど休憩もいれつつ,あえぐように頂上に向かいます。
林の中に光が差し込むようになると,頂上はもうすぐです。でも,息が乱れ,なかなか近づきません。
約30分かけ,ようやく頂上に達すると,そこからは伊佐が一望できました。
息は絶え絶えなのですが,これぞ達成感です。子どもたちにも味わわせたいものです。
伊佐市街地を眼下に望みながら,頂上の大きな石の上で食べた“おにぎり”は,最高でした。
これで,自分への宿題がひとつ終わりました。
管理人
・・・開聞岳みたいに,1周する形で“登山道”を整備すれば,もっと登りやすくなり登山者も増えるのに・・・,勝手なことを考える私でした。・・・きつかった