
『曽木の子』
創立148年目を迎える古い歴史があり,校内には桜・梅・銀杏等の木々が植えられ、近くには有名な曽木の滝があるなど,自然豊かな学校です。 今年は,児童32名でスタートしました。 明るく,元気でしっかりあいさつができる子どもたちをめざしています。 住所 〒 895-2441 鹿児島県伊佐市大口曽木1753
11月5日は,“津波防災の日”でした。
曽木校では,これにちなみ,防災集会を行っています。
① 映像等で津波の怖さを知り
② 自分の命を守る術を知る
の流れで,15分間で行いました。
ここ曽木は,標高約170mですから,ここに直接津波が押し寄せることは無いとしても,将来子どもたちが住む場所が必ず高地にあるとは限りません。
地震が来たら,“津波”を疑うこと,そして“情報”を得ること,“なるべく高く頑丈なところに逃げる”ことを学びました。
東北のようにも“てんでんこ”が大事かも知れませんね。家庭でも,どのように逃げるか,話題にしてみてください。
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管理人 ![]()
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曽木校では,隔年で“椎茸の駒打ち”体験学習に取り組んでいます。
これは,食農教育の一環で,地域振興局と森林組合にお世話になっています。![]()
駒を打った後は,日陰の湿っぽい場所に大事に保管し,その成長を見守っているのですが,しいたけが出てくるまで,駒を打ってから約1年半ほどの時間がかかります。
しかし,時期が来てもあまりにも出て来ません。![]()
そこで先日,校務員さんがほだ木を金槌で叩いて刺激を与えたところ,しばらくするとにょきにょきにょきと,競争するかのように椎茸が生えてきたのです。
そこで,急遽収穫を行いました。全校で順番に“ほだ木置き場”に入り,大きめの椎茸から収穫していきます。



もちろん,採った椎茸は,平等に分け,児童に持ち帰らせました。きっと夕飯のおかずになったことでしょう。
それにしても,出るときは出るものです。子どもと同じく,ぐんと伸びる時期があるのですね。![]()
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管理人 ![]()
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全く私事ながら,ある晴天の日に・・・
伊佐市に来て,いつも遙か眺めながら,一度は登ってみたいと思っていた“とがめ岡”に,意を決して登ってみました。

鳥神岡は,下のとおり伊佐市歌『伊佐はとってもいーさ』にも登場する伊佐市では有名な岡(山?)です。
伊佐はとっても いーさ
鳥神岡 高くそびえ・・・![]()
標高は,403.9m
“これくらいなら,すぐに登れるさ”なんて,軽い気持ちでの挑戦でした。
平出水側の登山道入り口に着くと,そこには大量の“杖”が置いてありました。

必要ないと思いながら,持ちやすそうな物を1本選び,なだらかな坂を登り始めました。・・・これがすぐに大変役立ちました。
しばらく行くと,竹林が現れ幻想的な雰囲気に浸っていると,きゅうな斜面が立ちはだかりました。![]()

頂上までほぼ一直線に続く道・・・,仰ぎ見る形です。

歩幅を小さくし,一歩一歩登っていきます。次第に息が上がり,足まで上がらなくなってきました。
うっそうと茂る林の中の急坂を,道端に備えてある“ロープ”をしっかり掴みながら,途中で2度ほど休憩もいれつつ,あえぐように
頂上に向かいます。
林の中に光が差し込むようになると,頂上はもうすぐです。でも,息が乱れ
,なかなか近づきません。
約30分かけ,ようやく頂上に達すると,そこからは伊佐が一望できました。





息は絶え絶えなのですが,これぞ達成感です。子どもたちにも味わわせたいものです。
伊佐市街地を眼下に望みながら,頂上の大きな石の上で食べた“おにぎり
”は,最高でした。
これで,自分への宿題がひとつ終わりました。
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管理人 ![]()
・・・開聞岳みたいに,1周する形で“登山道”を整備すれば,もっと登りやすくなり登山者も増えるのに・・・,勝手なことを考える私
でした。・・・きつかった![]()
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曽木小では,いろいろな読書活動に取り組んでいますが,子どもたちは,何年生になっても“読み聞かせ”をしてもらうのが大好きです。それも,担任以外の先生方からの読み聞かせが,新鮮味があるためか好評なのです。
今回も当番の先生方が,それぞれの学年に合わせた本を選び,読み聞かせに挑戦しました。


子どもたちは,いつもと違う雰囲気に,ちょっぴり緊張しつつ読み聞かせを楽しんでいました。
さあ,読書の秋
も本番ですよ ![]()
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管理人 ![]()
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先日,伊佐市の市音楽発表会が行われました。
曽木校は,もちろん全員参加で取り組みました。
演目は,先日の学習発表会で好評だった『バスのうた』『えんそく』です。
会場が大きいので,少々緊張気味
ではありましたが,自分たちの演奏が始まったら“のびのび”と楽しい雰囲気を醸し出していました。



演奏後,
と,素晴らしい講評もいただきました。
楽しさが伝えられて良かったね,みんな。
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大トリは,言わずと知れた“5.6年生”です。
『レッツ エンジョイ イングリッシュ』と題して,日頃取り組んでいる『英語学習』の様子を笑いを取り入れつつ,劇仕立てで披露しました。






子どもたちは,日頃の活動をそのまま行っているためか,のびのびと英語を使って活動していました。
曽木校では,3.4年生においても外国語活動に取り組んでいます。これで,平成30年度からの教科英語はバッチリかも知れませんね。
最後に,全校合唱です。
来る11月8日に,伊佐市の音楽会があるのですが,その予行演習の形で行いました。


曲目は,『バスの歌』『えんそく』です。楽しく元気な歌声が響き,なかなかの出来映えに,当日がますます楽しみになりました。
今年は,子どもたちの声が大きくはっきりしていて分かりやすく,参観された方々からもほめていただきました。これぞ言語活動ですね。
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管理人 ![]()
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2年生は,国語で学習した『たんぽぽのちえ』を劇に仕立て,分かりやすく発表しました。




セリフを自分たちで考え,大きくはっきりと相手意識を持って伝えることができていました。
たんぽぽの4つのちえ
(1)花がしぼむと、花の軸が地面にたおれる。軸をやすませ、種に栄養をおくるためだ。
(2)綿毛ができると、風がよくあたって、種を遠くまで飛ばせるように花の軸がふたたびおき上がり、のびていく。
(3)綿毛は種をふわふわと飛ばすため、広がると落下傘のようになるが,
(4)しめり気の多い日や雨の日にはすぼんでいる。がよく分かりました。
その後は,PTAのお父さん・お母さん方が,『あとひとつ』の歌を子どもたちに披露しました。


歌に,子どもたちへの思いが込められていて,何だか胸が“じぃーん”としました。
この日のために,みんなで集まって練習を繰り返したそうです。
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管理人 ![]()
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・・・その④につづく
次は,3.4年生の劇『これがお米の生きる道』です。
伊佐は,言わずと知れた“米どころ”。子どもたちも“伊佐米”を誇りに思っています。
先日,焼酎工場に社会科見学に行き,仕込みに使う“もろみ”に伊佐米が使われていることを知り,伊佐米の栽培について調べたそうです。途中で台風も襲うなど,工夫されていました。



調べたことを元に,育苗から田植え,稲刈りまで,歌を上手に交えて分かりやすい“劇”に仕立てていました。
伊佐米の気持ちが,よく分かりました。![]()
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管理人 ![]()
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・・・その③につづく
子どもたちが心待ちにしていた“学習発表会”を,10月30日(日)に行いました。
当日は,天気にも恵まれ,多くの参観者にお越し頂き,子どもたちも張り切って演技していたように思いました。
トップバッターは,1年生で,“はじめのことば”を可愛く大きな声で言うことができました。

何より驚いたのは,去年まで1年生だった“2年生”から,『
かわいい!』の声が上がった事でした。そんなに変わらないのに・・・。![]()
次は,1年生の劇『くじらぐも』~曽木小バージョン~です。
国語で学習したことに,自分たちでいろいろな話や動作を付け加えて,楽しくアレンジしていました。5人の息もぴったりでした。声がとても大きく,話の内容がよく分かりました。



子どもたちも,すごく満足気でした。
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管理人 ![]()
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・・・その②につづく